クリスマスのディナーと言えばローストビーフを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ローストビーフは味付けされていないものであれば、犬に与えても大丈夫なんです。
犬にローストビーフを与える際は、人間用を与えず、犬用ローストビーフか手作りローストビーフを与えましょう。
今回は、
- 犬にローストビーフを与える際の注意点
- 犬用ローストビーフのレシピ
などをご紹介したいと思います。
ローストビーフは犬に与えてもOK!
冒頭でもお伝えしたとおり、ローストビーフは犬にも与えることができます。
ただし、人間用に味付けされたローストビーフは与えることが出来ませんので、注意しましょう。
その他にも注意点がありますので、次項にて詳しく解説します。
犬にローストビーフを与える際の注意点
犬にローストビーフを与える際の注意点1:人用のローストビーフは与えない
前項でも触れたとおり、人用ローストビーフは塩、コショウやソースなどで味付けされているため、犬には与えないでください。
犬にローストビーフを与える際の注意点2:与えすぎない
ローストビーフは犬に与えても大丈夫ですが、与えすぎると下痢などを起こす恐れがあるので注意しましょう。
犬にローストビーフを与える際の注意点3:アレルギー
お肉にアレルギーのある犬もいるため、初めて与える際は少量から与え様子を見るようにしましょう。
アレルギーについては、下記関連記事もあわせてご覧ください。
体毛を郵送でも検査可能!犬アレルギーの症状・検査・対策を解説します
犬にローストビーフを与える際の注意点4:よく加熱してから与える
牛肉は表面が焼けていればお腹を壊すことはあまりありませんが、念の為よく焼くようにしましょう。
ローストビーフは赤くても実は生じゃないのよ
低温で焼くと焼けていても赤い色の状態が保たれるらしいよ!
犬にローストビーフを与える際の注意点5:脂が多い部分は与えない
脂が多い部分は与えないようにしましょう。脂質のとり過ぎは急性膵炎を招く恐れがあるためです。
急性膵炎を起こしやすい犬種は、シュナウザーやシェットランド・シープドッグなどが挙げられます。
犬にローストビーフを与える際の注意点6:小さくカットする
大きいまま与えると喉に詰まったり、お腹を壊す恐れがあるので、小さくカットして与えましょう。
老犬や胃腸が弱い犬は特に注意が必要です。
簡単♪手作り犬用ローストビーフのレシピ
手作りの犬用ローストビーフのレシピをご紹介します。電子レンジだけでも出来るのでぜひ試してみてくださいね。
手作り犬用ローストビーフレシピ 材料
- 牛もも肉のブロック 300g
(馬肉、ラム、鹿肉でもOK!) - オリーブオイル
手作り犬用ローストビーフレシピ 作り方
電子レンジの場合
1.牛もも肉を冷蔵庫から出し、常温にする(2時間位)
2.お皿に牛もも肉をのせて、ラップをかける
3.電子レンジで3分600w加熱し、上下を返してさらに1分加熱
4.すぐにアルミホイルで牛もも肉をおおい、約30分~1時間おく
5.切り分けて盛り付ける
フライパンの場合
1.牛もも肉を冷蔵庫から出し、常温にする(2時間位)
2.フライパンにオリーブオイルを引く
3.強火で表面を焼く
4.焼色がついたら弱火にして10分くらい焼く
5.焼きあがったら、すぐにアルミホイルに包んで蒸らす(2時間位)
6.切り分けて盛り付ける
人が食べる時は塩・コショウで味付けしてね!
まとめ:ローストビーフは犬に与えてもOK!ただし、人間用は与えないで!
ローストビーフは味付けされていないものであれば、犬に与えても大丈夫です。
犬にローストビーフを与える際は、犬用ローストビーフか手作りローストビーフを与えましょう。
また、その他にも注意点がありますので、ローストビーフを与える前に確認し、適切に与えましょう。
クリスマスや愛犬の誕生日などは、ローストビーフで豪華にお祝いしてみてはいかがでしょうか。上記では手作り犬用ローストビーフのレシピもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ただ、食事は健康な体を維持するためだけではなく、人と同じように犬にとって食べること自体が楽しみの一つでもあります。
そのため、基本的にはドッグフードと水のみを与えるべきですが、たまの楽しみとして、ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えても構いません。
ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与える際は、犬が食べられる物なのかということはもちろんのこと、適切な与え方を守った上で与えるようにしてください。また、事前に獣医師と相談することを推奨します。