キウイは犬が食べてもOK!ただし注意点が多い食べ物です

キウイ 食事
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人間がキウイを食べていると愛犬が欲しがることはありませんか?キウイは人間にとっては健康に良い様々な効果があるとされていますが、犬が食べてもいい食べ物なのでしょうか?

結論から言うと、キウイは犬に食べさせても大丈夫な食べ物です。

キウイは栄養豊富なので犬の健康維持にも役立ちますが、与え方に注意が必要です。

今回は、

  • 犬にキウイを与える場合の注意点
  • 犬にキウイを与えた場合の効果
  • 犬にキウイを与える場合の与え方

について解説します。

  1. キウイは犬に食べさせても大丈夫
  2. 犬にキウイを与える場合の注意点
    1. 犬にキウイを与える場合の注意点1:アレルギー
    2. 犬にキウイを与える場合の注意点2:適量与える
    3. 犬にキウイを与える場合の注意点3:小さい大きさにカットする
    4. 犬にキウイを与える場合の注意点4:皮のまま与えない
    5. 犬にキウイを与える場合の注意点5:人間用のキウイの食品は与えない
    6. 犬にキウイを与える場合の注意点6:シュウ酸カルシウム結晶を作ったことがある犬には与えない
    7. 犬にキウイを与える場合の注意点7:病気を患っている犬には与えない
  3. 犬にキウイを与えた場合の効果
    1. 犬にキウイを与えた場合の効果1:水分補給
    2. 犬にキウイを与えた場合の効果2:余分な水分や塩分を排出
    3. 犬にキウイを与えた場合の効果3:便秘解消
    4. 犬にキウイを与えた場合の効果4:消化不良防止
    5. 犬にキウイを与えた場合の効果5:目の健康維持
    6. 犬にキウイを与えた場合の効果6:体の中の異物を解毒、免疫機能向上
    7. 犬にキウイを与えた場合の効果7:炎症をおさえる
    8. 犬にキウイを与えた場合の効果8:血流を良くする
  4. 犬にキウイを与える場合の与え方
    1. 犬にキウイを与える場合の与え方1:生で与える
    2. 犬にキウイを与える場合の与え方2:ヨーグルトと一緒に与える
  5. まとめ:キウイは犬に与えてもOK!ただし、注意点を守って適切に与えよう!

キウイは犬に食べさせても大丈夫

冒頭でもお伝えしたとおり、キウイは犬に食べさせても大丈夫な食べ物です。

キウイには犬が食べて中毒症状を起こす成分は含まれていないからです。

ただし、甘酸っぱいキウイの味を好む犬とそうでない犬がいますし、アレルギー等、食べさせる際の注意点が多い食べ物の一つでもあります。

メリー
メリー

キウイは好き嫌いが分かれる食べ物よね

シバ
シバ

ボクは結構キウイ好きだよ

ちなみに、グリーンキウイもゴールデンキウイも与えてOKです。

グリーンキウイはβカロテンを多く含み、ゴールデンキウイはビタミンCが多く含まれるなどの栄養素の違いがあります。

犬にキウイを与える場合の注意点

適切に与えれば健康増進の効果も期待できるキウイですが、注意点もあります。

犬にキウイを与える場合の注意点1:アレルギー

キウイはアレルギーを起こしやすい食べ物です。

犬にキウイを与える際には、少量から与え、犬の様子をよく観察しましょう。

万が一、体調の変化があった場合はすぐに動物病院へ連れて行くようにしてください。

《アレルギーの症状》
・下痢
・嘔吐
・痒がる
・皮膚が赤くなる
・ぐったりする
・食欲が減る
・目の充血 など

カバノキやニンジンにアレルギーを持つ犬の場合は、特に注意が必要です。

犬にキウイを与える場合の注意点2:適量与える

キウイを与えすぎると、肥満の原因になります。適量を守って与えるようにしましょう。

《犬にキウイを与える際の目安量》
・小型犬 1/4個程度
・中型犬 1/2個程度
・大型犬 2/3個程度

また、毎日与えるのではなく、たまにおやつとして与える程度にとどめましょう。

犬にキウイを与える場合の注意点3:小さい大きさにカットする

キウイを大きいまま与えると喉に引っかかる恐れがあります。

喉に詰まらないよう、小さい大きさにカット、もしくはすりつぶしてから与えるようにしましょう。

キウイが好きな犬が飼い主の留守中等にキウイを食べてしまうことがあります。キウイの保管にも注意しましょう。

犬にキウイを与える場合の注意点4:皮のまま与えない

皮のままキウイを与えると、消化不良を引き起こす恐れがあります。

皮は取り除き、実の部分だけを与えるようにしましょう。

犬にキウイを与える場合の注意点5:人間用のキウイの食品は与えない

人間用に加工されたキウイの食品は与えないようにしましょう。(ドライフルーツ等)

砂糖等が入っている場合があるため、摂りすぎると犬の健康を害する恐れもあります。

キウイは生のまま与えるか、犬用のキウイ食品を与えるようにしましょう。

犬にキウイを与える場合の注意点6:シュウ酸カルシウム結晶を作ったことがある犬には与えない

キウイにはシュウ酸が含まれています。過去にシュウ酸カルシウム結晶を作ったことがある犬やなりやすい犬には与えないほうが良いでしょう。

犬にキウイを与える場合の注意点7:病気を患っている犬には与えない

現在病気を患っている犬には与えないようにしましょう。

キウイが犬の健康状態にどう影響するかわからないため、まずはキウイを与えても良いか獣医師と相談してください。

犬にキウイを与えた場合の効果

キウイは注意点の多い食べ物ではありますが、健康に良い効果もあります。

犬にキウイを与えた場合の効果1:水分補給

キウイは水分量が多い果物のため、水分補給に役立ちます。夏の熱中症対策に取り入れても良いかもしれません。

犬にキウイを与えた場合の効果2:余分な水分や塩分を排出

キウイはカリウムを多く含み、カリウムは体内の余分な水分や塩分を排出してくれます。

犬にキウイを与えた場合の効果3:便秘解消

キウイには食物繊維が含まれており、便秘解消にも役立ちます。

犬にキウイを与えた場合の効果4:消化不良防止

キウイには「アクチニジン」という酵素が含まれており、たんぱく質の分解を促し、消化吸収を良くする働きをします。

アクチニジンは胃酸に弱いので、食事と一緒にキウイを与えるor食後にキウイを与えるのがおすすめです。

犬にキウイを与えた場合の効果5:目の健康維持

グリーンキウイにはルテイン、ビタミンC、ビタミンEが多く含まれており、目の健康維持に役立つとされています。

犬にキウイを与えた場合の効果6:体の中の異物を解毒、免疫機能向上

キウイにはビタミンCが含まれており、体の中の異物を解毒したり、免疫機能向上の効果が期待できます。

犬にキウイを与えた場合の効果7:炎症をおさえる

キウイの種には、必須脂肪酸・オメガ3脂肪酸が含まれています。オメガ3脂肪酸には、炎症を抑えたり血液をサラサラにする効果があります。

シバ
シバ

キウイの種は硬くて消化に悪いから、すりつぶして与えてね!

犬にキウイを与えた場合の効果8:血流を良くする

キウイにはビタミンEが含まれており、血流を良くする働きがあります。

犬にキウイを与える場合の与え方

犬にキウイを与える場合のおすすめの与え方は次のとおりです。

犬にキウイを与える場合の与え方1:生で与える

基本的に、キウイは生で与えるのがベストです。キウイに含まれる酵素は熱に弱いためです。

小さくカットし、適量を与えるようにしましょう。

《犬にキウイを与える際の目安量》
・小型犬 1/4個程度
・中型犬 1/2個程度
・大型犬 2/3個程度

犬にキウイを与える場合の与え方2:ヨーグルトと一緒に与える

キウイをヨーグルトと一緒に与えるのもおすすめです。

ヨーグルトを好む犬は多いですし、ヨーグルトも便秘解消等の効果があるので、キウイを入れることでさらに美味しく、健康に役立つおやつになります。

ただ、ヨーグルトに入れたキウイは時間がたつと苦くなるため、キウイをヨーグルトに入れたらすぐに与えるようにしましょう。

まとめ:キウイは犬に与えてもOK!ただし、注意点を守って適切に与えよう!

キウイは犬が食べてもいい食べ物の一つです。キウイは適切に与えれば、犬の健康維持に役立つ効果も期待できます。

犬にキウイを与える場合の注意点と効果は次のとおりです。

《犬にキウイを与える場合の注意点》
・アレルギー
・適量与える
・小さい大きさにカットする
・皮のまま与えない
・人間用のキウイの食品は与えない
・シュウ酸カルシウム結晶を作ったことがある犬には与えない
・病気を患っている犬には与えない
《犬にキウイを与えた場合の効果》
・水分補給
・余分な水分や塩分を排出
・便秘解消
・消化不良防止
・目の健康維持
・体の中の異物を解毒、免疫機能向上
・炎症をおさえる
・血流を良くする

犬にキウイを与える場合の与え方は、「生で与える」もしくは「ヨーグルトと一緒に与える」がおすすめです。

基本的にはドッグフードと新鮮な水のみで十分ですが、キウイが好きな犬の場合は、たまにご褒美としてキウイを与えてみてはいかがでしょうか。

犬に必要な食べ物・飲み物は、ドッグフードと新鮮な水のみです。本記事はドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えることを推奨するものではありません。
ただ、食事は健康な体を維持するためだけではなく、人と同じように犬にとって食べること自体が楽しみの一つでもあります。
そのため、基本的にはドッグフードと水のみを与えるべきですが、たまの楽しみとして、ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えても構いません。
ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与える際は、犬が食べられる物なのかということはもちろんのこと、適切な与え方を守った上で与えるようにしてください。また、事前に獣医師と相談することを推奨します。
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