犬にラベンダーを与えたりアロマテラピーとして嗅がせても大丈夫?

ラベンダー 健康
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アロマテラピーとしても、観賞用としても人気のラベンダー。

このラベンダーは、犬に与えたり、アロマとして嗅がせたりしても大丈夫なのでしょうか。

《結論》
ラベンダーは犬に与えたり、嗅がせても大丈夫です。

ラベンダーは犬に与えたり、嗅がせても大丈夫ですが、注意点もあります。

今回はラベンダーの効果与え方注意点などについて見ていきたいと思います。

ラベンダーを犬に与えた場合の効果

ラベンダーはシソ科ラヴァンドラ属の植物の通称です。ラベンダーを犬に与えた場合は、次のような効果があります。

《ラベンダーの効果》
・鎮静効果
・ストレスを和らげる
・疼痛ケア
・殺菌効果
・抗菌効果
・防虫効果
・消炎効果

人間にとっては、リラックス効果ストレス解消効果が期待できるアロマテラピーですが、犬にとっては、どちらかと言うと抗菌作用や防虫効果によりフィラリア感染を防ぐ効果が注目されています。

ラベンダーには消炎効果があるため、皮ふトラブルを改善する効果もあります。

また、無駄吠え防止病気・怪我による痛みを緩和する効果もあるのではないかと言われています。

シバ
シバ

いい匂いを嗅ぐとボクたちもリラックスできるよ♪

犬へのラベンダーの与え方

犬にラベンダーを与える場合さまざまな方法がありますが、その中でも代表的な与え方をいくつかご紹介いたします。

犬へのラベンダーの与え方1:ハーブティーとして与える

ラベンダーはハーブティーとして犬に与えることができます。

ご自身で作る場合は、お湯にラベンダーを入れて作ります。

《ハーブティーを犬に与える時の注意点》
常温くらいに冷ましてから与える
アレルギーがある場合もあるので、スプーン1~2杯程度の少量から与える

ハーブティーは犬に与えても大丈夫ですが、上記注意点を守り、安全のため、獣医師と相談の上で与えることを推奨します。

犬へのラベンダーの与え方2:アロマテラピーを行う

気持ちをリラックスさせたり、さまざまな良い効果が期待できるアロマテラピーは、人間だけでなくペットにも有効だと言われています。

《アロマテラピーのやり方》
ラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)を用意します。
ディフューザー(拡散器)を使う場合は、「1日1~2回・1回30分程度」を目安に行います。
オイルマッサージを行う場合は、「1%以下の希釈液」を使います。
(※犬が舐めないよう十分に注意してください。)
下記の「犬にラベンダーを与える場合の注意点」もよく読んでから、安全に行うようにしましょう。
メリー
メリー

オイルマッサージをする場合は、かなり希釈する必要があるわ

また、ディフューザーやオイルマッサージの他にも、身体が痛む犬には、ラベンダーの精油をしみこませた「ホットタオル」を当ててあげると痛みが和らぐ場合があります。(獣医師に相談の上、行うことを推奨します。)

シバ
シバ

寒い冬にぴったりだね!でも熱すぎないよう、タオルの温度には注意してね!

犬へのラベンダーの与え方3:ラベンダーが含まれたドッグフードを与える

香り付け目的に、ラベンダーが含まれているドッグフードも販売されています。

ラベンダーの匂いが好きな子にはこうしたドッグフードを与えるのも良いかもしれません。

犬にラベンダーを与える場合の注意点

前述のとおり、ラベンダーは犬に与えても大丈夫ですが、注意点をよく守った上で適切な方法で与えましょう。

犬にラベンダーを与える場合の注意点1:ラベンダーの種類によっては危険なものもある

「真正ラベンダー」は使ってOK!
「ラベンダー・ストエカス」は危険!使わないで!
ラベンダーにもいくつか種類があり、種類によっては犬にとって有害な場合があります。

犬に使って良いラベンダーは「真正ラベンダー」です。「ラベンダー・ストエカス」は危険なので使わないでください。

犬にラベンダーを与える場合の注意点2:ラベンダーの与えすぎに注意!

これはラベンダーに限らず言えることですが、与えすぎると逆効果になってしまいます。毎日与えるのも控えましょう。

犬にラベンダーを与える場合の注意点3:精油は犬が届かない場所に置く

精油を犬が直接舐めてしまうと危険ですので、誤飲させないように保管には注意しましょう。

犬にラベンダーを与える場合の注意点4:子犬や老犬、治療中・授乳中の犬にはオイルマッサージは行わない

6か月未満の子犬老犬治療中・授乳中の犬へのオイルマッサージは避けましょう。

犬にラベンダーを与える場合の注意点5:アロマテラピーは長時間行わない

1回に30分程度にし、長時間行わないようにしましょう。

犬にラベンダーを与える場合の注意点6:アロマテラピーは狭い部屋や締め切った部屋で行わない

狭い部屋や締め切った部屋だとアロマの匂いが強すぎてしまうことがありますし、匂いがずっとこもってしまうことも考えられます。そのため、なるべく広い部屋で行い、適宜換気も行うようにしましょう。

メリー
メリー

犬に使ってはいけない精油もあるから、覚えておくといいわよ

《参考:犬に使ってはいけない精油》
・アニス
・オレガノ
・ウィンターグリーン
・ウォームシード
・カラマス
・カンファー
・カッシア
・クローブ
・サッサフラス
・サンタリナ
・ジュニパー(ジュニパー・ベリーは可)
・セイボリー
・タイム
・タンジー
・バーチ
・ビター・アーモンド
・ヒソップ
・マグワート
・マスタード
・ラベンダーストエカス(ラベンダー・アングスティフォリア、真生ラベンダーは可)
・ルー
・ワームウッド
・ヤロー

まとめ:ラベンダーは犬に与えてもOK!適切な与え方を守って与えよう

ラベンダーは犬に与えても大丈夫です。ラベンダーには次のような効果があります。

《ラベンダーの効果》
・鎮静効果
・ストレスを和らげる
・疼痛ケア
・殺菌効果
・抗菌効果
・防虫効果
・消炎効果

また、犬にラベンダーを与える場合、次のような方法があります。

《犬にラベンダーを与える方法》
ハーブティーとして与える
アロマテラピーを行う
・ラベンダーが含まれたドッグフードを与える

間違った方法で与えると、心身に良いはずのラベンダーも逆効果になってしまう恐れがありますので、注意点を守った上で、適切な方法で与えるようにしましょう。

《犬にラベンダーを与える場合の注意点》
「真正ラベンダー」を使う(※「ラベンダー・ストエカス」は危険)
・ラベンダーの与えすぎに注意!
・精油は犬が届かない場所に置く
子犬老犬治療中・授乳中の犬にはオイルマッサージは行わない
・アロマテラピーは長時間行わない
・アロマテラピーは狭い部屋や締め切った部屋で行わない

ラベンダーを上手く活用して、犬と一緒にリラックスできる時間を過ごしたいですね(^^)

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