犬にさつまいもを与えるメリットや注意点とは

さつまいも 食事
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さつまいもの良い匂いがすると、愛犬が欲しがることはないでしょうか。

人間にとって、さつまいもは腸内環境改善等の効果があり、健康に良い食べ物とされていますよね。

でも、このさつまいもは、犬にあげても大丈夫なのでしょうか。

《結論》
さつまいもは犬にあげても問題ありません。
ただし、注意点もあります。

今回は、犬にさつまいもを与えるメリットや注意点について、詳しくお伝えしたいと思います。

犬にさつまいもをあげても問題ありません。

なぜなら、さつまいもには犬にとって有害な成分は含まれていないからです。

さつまいもはビタミンCが豊富で、腸内環境改善や皮膚を健やかに保つ効果も期待できます。

ただし、生のまま与えてはいけない等、さつまいもを与える際の注意点もいくつかあります。

次項以降、さつまいもを与えるメリットや注意点について、詳しく解説します。

犬にさつまいもを与えるメリット

前項にて少し触れましたが、さつまいもには犬の健康に役立つ3つの効果があります。

犬にさつまいもを与えるメリット1:さつまいもはビタミンCが豊富

さつまいもはビタミンCが多く、加熱をしてもビタミンCが壊れにくいという特長があります。

そのため、犬にさつまいもを与えると、老化防止や免疫力向上に繋がります。

メリー
メリー

食欲がない子にもおすすめよ

犬にさつまいもを与えるメリット2:さつまいもは腸内環境改善に有効

さつまいもは繊維質が多いことから、腸内環境改善に有効な食べ物です。

さつまいもに含まれる糖質の一種であるヤラピンには、胃粘膜保護や腸の蠕動運動を促す効果があります。

そのため、便秘がちな犬に与えると便秘解消に効果的な場合があります。

シバ
シバ

でも、お腹の弱い犬だと下痢になるかも…

犬にさつまいもを与えるメリット3:さつまいもは皮膚を健やかに保つことができる

さつまいもに含まれるクロロゲン酸やイソクロロゲン酸には、メラニン色素生成を抑制する効果があります。

そのため、皮膚の色素沈着を防いでくれます。また、健康な被毛を保つことにも役立ちます。

愛犬の皮膚や被毛の健康維持にお悩みの方は、さつまいもを活用してみても良いかもしれません!

メリー
メリー

あたしたちもお肌はキレイでいたいわよね

犬にさつまいもを与える時の注意点

犬に与えても良いとされるさつまいもですが、いくつか注意点もあります。犬にさつまいもを与える際は、注意点を守って適切に与えましょう。

犬にさつまいもを与える時の注意点1:さつまいもは必ず加熱処理する

前述のとおり、さつまいもには犬に毒性のある成分は含まれていません。

ただ、繊維質が多いことから、さつまいもの生食は消化にあまり良くありません
また、子犬や老犬の場合は、生のまま与えると喉に詰まらせてしまう恐れもあります。

そのため、しっかりと加熱処理を行う必要があります。

シバ
シバ

熱いままだとヤケドしちゃうから、よく冷ましてから小さくカットして与えてね!

犬にさつまいもを与える時の注意点2:さつまいもを与えすぎないようにする

さつまいもを与えすぎると肥満や下痢になることがあるので、与える量の目安を知る必要があります。さつまいもの適量は次のとおりです。

《さつまいもの適量》
さつまいも直径約4cmで厚さ1cmの輪切りの場合
・体重3キロの犬:1/2枚程度
・体重10キロの犬:1枚半程度
・体重15キロの犬:2枚程度
・体重20キロの犬:2枚半程度
・体重30キロの犬:3枚半程度

上記の適量を守って与えるようにしましょう。

シバ
シバ

美味しいからもっと食べたくなるけど、やっぱり食べ過ぎは良くないよね…

犬にさつまいもを与える時の注意点3:腎臓や心臓に疾患がある犬には与えない

腎臓や心臓に疾患がある子には、さつまいもを積極的に与えないほうが良いと言われています。

さつまいもはシュウ酸を多く含んでいるため、膀胱結石になる心配があります。また、カリウムも多く含むことから、腎臓の機能低下に繋がることも考えられます。

カリウムが体内に蓄積すると、不整脈等の心臓疾患を発症しやすくなるリスクも高くなります。

そのため、腎臓や心臓の持病を持つ犬の場合は、あまりさつまいもを与えないようにしましょう。

犬にさつまいもを与える時の注意点4:安易に人間用のさつまいも食品を与えない

人間用に販売されているさつまいもを使った食品は安易に与えないようにしましょう。

人間用の食品は、油分や糖分、塩分等が多く含まれているため、犬の健康を害する恐れがあるからです。

また、保存料、合成着色料等が犬の身体に良くない場合もあります。

例えば、下記のような食品は与えてはいけません。(下記はすべて人間用の場合です。犬用なら与えても問題ありません。)

  • さつまいもチップス
  • スイートポテト
  • さつまいもアイス
  • 大学芋 など

犬に与える際は、人間用の加工品を与えず、加熱したさつまいもか犬用のおやつを与えるようにしましょう。

簡単♪さつまいもを使った犬用レシピ

前項でも述べたように、犬に人間用のさつまいも食品は与えることができません。

そのため、犬用のおやつか加熱したさつまいもを与えることになりますが、加熱したさつまいもを与える場合の方法はいくつかありますので、ご紹介したいと思います。

・犬用蒸かし芋:生のさつまいもを蒸かす→適温まで冷まし、塩を使わずに適量を与える

メリー
メリー

これが一番簡単ね!

・犬用焼き芋:蒸かしたさつまいもを輪切りにして、フライパンかオーブントースターで焼き目をつける

シバ
シバ

香ばしい匂いがたまらないよね♪

・犬用さつまいもチップス:さつまいもを薄切りにして、オーブントースターでパリパリに焼く

メリー
メリー

もちろん人間も一緒に食べられるわよ

どのメニューも簡単で、ご家族も一緒に食べられますので、ぜひお試しください!調理する際は、くれぐれも火傷しないように注意してくださいね。

まとめ:さつまいもは犬に与えてもOK!ただし、注意点を守って適切に与えましょう

さつまいもは、犬に与えても問題ない食べ物です。ビタミンCや繊維質が多く、犬の健康維持に役立つので、おやつにも最適です。

ただし、さつまいもを与える際は、注意点を守って適切に与えましょう。

肥満や下痢にならないよう、さつまいもを与える量には注意してあげる必要があります。また、心臓や腎臓に疾患のある犬には積極的に与えないようにしましょう。

家族である犬の健康を守ることは、私たち飼い主の義務でもあります。初めてさつまいもを与える際には、事前に獣医師さんに相談してから与えることを推奨します。

さつまいもは適切に与えれば犬の健康に役立つ食品です!愛犬と一緒に楽しいおやつタイムを過ごしたいですね!

犬に必要な食べ物・飲み物は、ドッグフードと新鮮な水のみです。本記事はドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えることを推奨するものではありません。
ただ、食事は健康な体を維持するためだけではなく、人と同じように犬にとって食べること自体が楽しみの一つでもあります。
そのため、基本的にはドッグフードと水のみを与えるべきですが、たまの楽しみとして、ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えても構いません。
ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与える際は、犬が食べられる物なのかということはもちろんのこと、適切な与え方を守った上で与えるようにしてください。また、事前に獣医師と相談することを推奨します。
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