ブルーベリーは犬に与えても大丈夫!量は何粒までOK?効果・注意点を解説

ブルーベリー 食事
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ぶどうやレーズンを犬に与えてはいけないことは有名ですが、ぶどうやレーズンに似ているブルーベリーは犬にあげても大丈夫なのでしょうか?

結論から言うと、ブルーベリーは犬にあげても大丈夫です。

ブルーベリーは犬の健康維持に役立つ様々な効果が期待されており、犬用のブルーベリーのサプリ等も販売されています。

ただし、ブルーベリーの与え方には注意が必要です。

今回は、

  • 犬にブルーベリーを与えた場合の効果
  • 犬にブルーベリーを与える場合の注意点
  • 犬にブルーベリーを与える場合の与え方

について解説します。

ブルーベリーは犬に与えても大丈夫な食べ物です

冒頭でもお伝えしたとおり、ブルーベリーは犬に与えても大丈夫な食べ物です。

ブルーベリーには犬が中毒症状を起こす成分は含まれていないからです。

ブルーベリーには次のような効果が期待されています。

犬にブルーベリーを与えた場合の効果

ブルーベリーを食べると「目が良くなる」というイメージがあるかもしれませんが、
犬に対して効果があるかどうかはまだ実証されていません。

犬にブルーベリーを与えた場合の効果1:肥満予防

ブルーベリーはローカロリーなので、肥満予防に適した食べ物です。

ただし、与えすぎると逆効果なので、あくまでおやつとしてたまに与える程度にとどめましょう。

「米国農業研究事業団」(Agricultural Research Service)によると、ハムスターの実験でブルーベリーを摂取することでコレステロール値が抑制されたという結果が出ています。

犬にブルーベリーを与えた場合の効果2:腸内環境改善

ブルーベリーには食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境改善の効果が期待できます。

ただ、お腹が弱い犬がブルーベリーを食べすぎると下痢をしてしまうこともあるため、様子を見ながら少しずつ与えましょう。

犬にブルーベリーを与えた場合の効果3:皮膚・被毛を整える、ストレス解消

ブルーベリーにはビタミンCが含まれているため、皮膚・被毛を整える効果があります。

また、ストレス解消、体内の異物解毒、免疫機能促進等の効果も期待できます。

犬にブルーベリーを与えた場合の効果4:抗酸化作用

ブルーベリーに含まれるビタミンEには抗酸化作用があります。

抗酸化作用により、病気の予防アンチエイジングに効果があるとされています。

犬にブルーベリーを与えた場合の効果5:記憶力の維持や改善

ブルーベリーにはアントシアニンが含まれるため、記憶力の維持や改善に役立つのではないかと期待されています。

犬にブルーベリーを与えた場合の効果6:抗がん作用

ブルーベリーにはエラグ酸が含まれており、抗がん作用があると期待されています。

犬にブルーベリーを与える場合の注意点

様々な健康に良い効果があるブルーベリーですが、犬に与える際には注意点もあるので、しっかり確認しておきましょう。

犬にブルーベリーを与える場合の注意点1:与えすぎに注意!

いくら健康に良いブルーベリーとは言え、大量に与えると逆効果です。下痢などを引き起こす恐れもあります。

適量を守り、適切に与えましょう。

《犬にブルーベリーを与える場合の適量》

犬にブルーベリーを与える場合の適量は「1日の食事量の10%未満」です。

…といってもわかりづらいと思いますので、下記を参考に与えるようにしましょう。

犬の体重 ブルーベリー
3キロ 7粒
5キロ 11粒
10キロ 19粒
15キロ 25粒
20キロ 30粒
30キロ 43粒
40キロ 53粒

犬にブルーベリーを与える場合の注意点2:アレルギー

ブルーベリーにアレルギーを持つ犬もいますので、初めて与える時には少量から与えるようにします。

犬の様子をよく観察し、万が一何か症状があるようであれば、獣医師に相談しましょう。

《アレルギーの症状》
・下痢
・嘔吐
・痒がる
・元気がなくなる
・目の充血 など

事前にアレルギー検査を受けることをおすすめします。

犬にブルーベリーを与える場合の注意点3:人間用の加工食品は与えない

ブルーベリーが材料の人間用の加工食品は与えないようにしましょう。(ブルーベリージャム、ドライフルーツ、ブルーベリーヨーグルト、ブルーベリーアイス等)

砂糖等が含まれている場合があるため、逆に犬の健康を害する恐れがあります。

犬にブルーベリーを与える場合の与え方

犬にブルーベリーを与える場合は、下記の与え方がおすすめです。

犬にブルーベリーを与える場合の与え方1:生のブルーベリーを与える

ブルーベリーは生で与えるのがおすすめです。ブルーベリーに含まれる抗酸化物質は熱に弱いものが多いためです。

メリー
メリー

小型犬の場合は小さくカットしたり、すりつぶしたほうが安心よ!

シバ
シバ

皮ごとでもダメではないけど、消化にはあまり良くないから皮をむくと良いよ!

犬にブルーベリーを与える場合の与え方2:冷凍ブルーベリーを与える

暑い夏には冷凍ブルーベリーを与えるのもおすすめです。

ただし、冷凍ブルーベリーは与えすぎるとお腹を壊してしまう恐れがあるので、少量にしておきましょう。

シバ
シバ

熱中症予防にもなるね!

犬にブルーベリーを与える場合の与え方3:ジャムにして与える

人間用のブルーベリージャムは与えられませんが、手作りの砂糖なしブルーベリージャムなら与えることができます。

ジャムなら消化にも良いので、お腹が弱い犬にもおすすめです。

メリー
メリー

ヨーグルトにかけても美味しいわね!

犬にブルーベリーを与える場合の与え方4:乾燥させて与える

ブルーベリーを乾燥させてドライフルーツにして与えるのもおすすめです。

持ち運びやすいので、お散歩に持っていくにも適しています。

ブルーベリーのサプリを与える際は、事前に獣医師と相談しましょう。特に、持病を持つ犬の場合、サプリに含まれる栄養素によって何らかの悪影響がある場合も考えられるためです。

まとめ:ブルーベリーは犬に与えてもOK!注意点を守って適切に与えよう!

ブルーベリーは犬に与えても大丈夫な食べ物です。

ブルーベリーを犬に与えた場合、次の効果と注意点があります。

《犬にブルーベリーを与える場合の効果》
・肥満予防
・腸内環境改善
・皮膚・被毛を整える、ストレス解消
・抗酸化作用
・記憶力の維持や改善
・抗がん作用
《犬にブルーベリーを与える場合の注意点》
・与えすぎに注意!
・アレルギー
・人間用の加工食品は与えない

また、犬にブルーベリーを与える際のおすすめの与え方は次のとおりです。

《犬にブルーベリーを与える場合の与え方》
・生のブルーベリーを与える
・冷凍ブルーベリーを与える
・ジャムにして与える
・乾燥させて与える

目が良くなる効果はまだ実証されていないものの、ブルーベリーには様々な健康に役立つ効果があります。

愛犬が甘酸っぱいブルーベリーの味を好むようでしたら、おやつとして少量与えてみてはいかがでしょうか。

犬に必要な食べ物・飲み物は、ドッグフードと新鮮な水のみです。本記事はドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えることを推奨するものではありません。
ただ、食事は健康な体を維持するためだけではなく、人と同じように犬にとって食べること自体が楽しみの一つでもあります。
そのため、基本的にはドッグフードと水のみを与えるべきですが、たまの楽しみとして、ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えても構いません。
ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与える際は、犬が食べられる物なのかということはもちろんのこと、適切な与え方を守った上で与えるようにしてください。また、事前に獣医師と相談することを推奨します。
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