犬にラムネ(お菓子・飲み物)はNG!誤って与えてしまった時の対処法も解説

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お菓子や飲み物の「ラムネ」は、子どもの頃一度は食べたり飲んだりしたことがあるのではないでしょうか。

飲み物の「ラムネ」は夏定番の飲み物でもありますよね。

しかしながら、この「ラムネ」は愛犬が欲しがっても与えないようにしてください。危険ではありませんが、犬に与えるのはあまり良くないからです。

今回は、犬に「ラムネ」を与えてはいけない理由誤って与えてしまったときの対処法などについて解説いたします。

犬に「ラムネ(お菓子・飲み物)」は与えないで!

冒頭でもお伝えしたとおり、犬に「ラムネ」は与えないでください。

お菓子の「ラムネ」にも、飲み物の「ラムネ」にも、犬が摂取して中毒症状を起こすような成分は入っていません。

《お菓子のラムネの材料》
片栗粉、ブドウ糖、クエン酸
《飲み物のラムネの材料》
ブドウ糖、砂糖、酸味料、香料

ただし、下記の理由から、犬に「ラムネ」を与えるのは良くないと言われています。

犬に「ラムネ(お菓子・飲み物)」を与えてはいけない理由1:糖分の過剰摂取

「ラムネ」には糖分が含まれているため、長期的に摂取すると犬の健康を害する恐れがあります。

糖質を吸収するためにビタミンB1やカルシウムが必要なために、ビタミンB1やカルシウムが不足してしまうことも考えられます。

犬に「ラムネ(お菓子・飲み物)」を与えてはいけない理由2:肥満になる恐れ

「ラムネ」は危険な食品ではありませんが、犬が長期的に摂取すると肥満になる恐れがあります。

ドッグフードを食べなくなったり、水を飲まなくなることもあるため、「ラムネ」に限ったことではありませんが、人間の食べ物を日常的に与えるのは好ましくありません。

愛犬の健康のために、基本的には人間の食べ物は与えないようにしましょう。

犬に「ラムネ(飲み物)」を与えてはいけない理由3:炭酸ガスがお腹に溜まってしまう

これは飲み物の「ラムネ」に限ったことですが、飲み物の「ラムネ」には炭酸ガスが含まれています。

そのため、「ラムネ」を飲みすぎてしまうと、お腹に炭酸ガスが溜まってしまいます。

そうなると、お腹が苦しくなってしまったり、ドッグフードが入らなくなってしまうこともあるため、「ラムネ」に限らず、炭酸が入った飲み物は犬には与えてはいけません。

シバ
シバ

うまくゲップを出せないと苦しい思いをすることがあるから注意が必要だよ

メリー
メリー

炭酸はあたしたち犬には必要ないものよ

《低血糖の応急処置にラムネを活用する場合》
低血糖の応急処置として「ラムネ」を与えることもできますが、その場合は獣医師の指示を仰ぎましょう。

犬が「ラムネ(お菓子・飲み物)」を摂取してしまった場合の対処法

前述のとおり、「ラムネ」には犬が摂取して中毒症状を起こすような成分は含まれていません。

そのため、犬が「ラムネ」を摂取してしまっても慌てる必要はありませんが、大量に摂取してしまったり、少量であっても犬の様子がいつもと異なる場合は、すぐに動物病院に相談するようにしましょう。

《キシリトール入りのラムネを摂取してしまった場合はすぐに動物病院へ》
キシリトールが含まれている「ラムネ」を摂取してしまった場合は、すぐに動物病院へ連れていきましょう。犬がキシリトールを摂取すると、低血糖を起こし、嘔吐、痙攣、意識の低下、虚脱などの症状も引き起こしてしまうことがあるためです。
メリー
メリー

キシリトール入りのガムも誤って食べさせないように注意しなきゃダメよ!

まとめ:犬に「ラムネ(お菓子・飲み物)」は与えては駄目!大量に摂取した場合は獣医師に相談を

犬に「ラムネ」は与えてはいけません。

「ラムネ」には、犬が摂取して中毒症状になる成分は含まれていませんが、長期的に与えると、糖分の過剰摂取や、肥満になる恐れがあります。

また、飲み物の「ラムネ」の場合、大量に飲むと炭酸ガスがお腹に溜まってしまうこともあります。

うまくゲップが出せずに、嘔吐をしてしまったり、苦しい思いをさせてしまうこともあるため、「ラムネ」に限らず、炭酸の飲み物は与えてはいけません。

犬が少量の「ラムネ」を摂取してしまっても慌てる必要はありませんが、万が一、大量に摂取してしまったり、少量であっても犬の様子がいつもと異なる場合は、すぐに動物病院に相談するようにしましょう。

また、キシリトール入りのラムネを摂取してしまった場合は低血糖、嘔吐、痙攣、意識の低下、虚脱などを起こす恐れがあるため、すぐに動物病院へ連れて行ってください。

愛犬の健康を守れるのは飼い主さんだけです。愛犬が「ラムネ」を欲しがっても与えないようにしましょう。また、盗み食いされないように、日頃から保管にも気を配りたいですね。

犬に必要な食べ物・飲み物は、ドッグフードと新鮮な水のみです。本記事はドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えることを推奨するものではありません。
ただ、食事は健康な体を維持するためだけではなく、人と同じように犬にとって食べること自体が楽しみの一つでもあります。
そのため、基本的にはドッグフードと水のみを与えるべきですが、たまの楽しみとして、ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えても構いません。
ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与える際は、犬が食べられる物なのかということはもちろんのこと、適切な与え方を守った上で与えるようにしてください。また、事前に獣医師と相談することを推奨します。
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