映画のお供と言えば、ポップコーンが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
このポップコーンは、実は味付けや油を使っていないものであれば、犬も一緒に食べられる食べ物なんです!
今回は、
- 犬にポップコーンを与える際の注意点
- 犬にポップコーンを与えた場合の効果
- 手作りの犬用ポップコーンの作り方
などについて解説します。
ポップコーンは犬に与えてもOK!
冒頭でもお伝えしたとおり、ポップコーンは犬に与えることができる食べ物です。
ポップコーンの原料であるトウモロコシは、ドッグフードに使われていることもあります。
ポップコーンは栄養素が豊富で、低カロリーなので、おやつにぴったりの食べ物と言えます。
ただし、人間用のポップコーンは与えられないなど注意点もあるため、ポップコーンを犬に与える前に確認しておきましょう。
犬にポップコーンを与える際の注意点
犬にポップコーンを与える際の注意点1:人間用のポップコーンを与えない
人間用のポップコーンは油や塩などが添加されているため、犬が摂りすぎると身体に悪影響を及ぼします。犬に与える際は、犬用ポップコーンか手作りポップコーンにしましょう。
チョコレートが付いているのは絶対ダメだよ!
犬にポップコーンを与える際の注意点2:茶色く硬い部分は与えない
ポップコーンの茶色く硬い部分は消化に良くないため、与えないようにしましょう。
犬にポップコーンを与える際の注意点3:与えすぎない
健康に良いポップコーンでも、与えすぎると下痢や嘔吐を起こす恐れがあります。少量をおやつとして与える程度にしておきましょう。
与えすぎると肥満になることもあるわ!
犬にポップコーンを与える際の注意点4:アレルギー
トウモロコシにアレルギーがある犬にはポップコーンを与えないようにしましょう。
アレルギーについては、下記関連記事をあわせてご覧ください。
体毛を郵送でも検査可能!犬アレルギーの症状・検査・対策を解説します
犬にポップコーンを与えた場合の効果
犬にポップコーンを与えた場合の効果1:ビタミンBによる疲労回復
ポップコーンにはビタミンBが含まれています。そのため、疲労回復などに効果的です。
犬にポップコーンを与えた場合の効果2:ビタミンE・ポリフェノールによるガン予防・老化防止
ポップコーンには、ビタミンEやポリフェノールが含まれています。ビタミンEやポリフェノールには抗酸化作用があり、ガン予防や老化防止にも効果があると言われています。
犬にポップコーンを与えた場合の効果3:食物繊維による腸内環境改善
ポップコーンには食物繊維が含まれています。そのため、腸内環境改善にも役立ちます。
与えすぎるとお腹を壊すことがあるから注意してね!
手作りの犬用ポップコーンの作り方
犬用ポップコーンも売っていますが、ポップコーンの原料はスーパーで100g・100円くらいで売っているので、自分で作るほうが経済的です。
普段私達が食べているトウモロコシは「スイートコーン(甘味種)」で、ポップコーンの原料は「ポップコーン(爆裂種)」です。
「スイートコーン(甘味種)」を使ってもポップコーンは作れませんので、注意しましょう。
ちなみにスイートコーンも犬に与えられるわよ!
- 大きめの紙袋にポップコーンの原料を入れます
- 上部を折りまげて、700Wのレンジで4~5分加熱します
- 中身を確認して出来ていなければ、30秒ずつ再度加熱します
塩や油は使わないでね!
火傷の恐れがあるため、犬へ与えるときには常温に冷ましてから与えましょう。
まとめ:ポップコーンは犬に与えてもOK!ただし人用は与えないで!
ポップコーンは犬にも与えることができます。
ポップコーンは栄養素が豊富で、低カロリーなので、おやつにぴったりの食べ物と言えます。
ただし、犬にポップコーンを与える際には下記注意点に注意して与えましょう。
また、犬にポップコーンを与えた場合の効果は次のとおりです。
人間用のポップコーンを与えると塩分や油などの摂りすぎになってしまうので、犬用ポップコーンか手作りポップコーンを与えるようにしましょう。
手作りポップコーンを作って愛犬と一緒におやつをシェアするのも楽しそうですね!人間が食べる場合は、塩気があったほうが美味しく食べられるので、愛犬の食べる分とは分けてから、塩やバターなどで味付けするのがおすすめです。
ポップコーンの香ばしい匂いを好む犬は多いので、ぜひおやつに取り入れてみてはいかがでしょうか。
ただ、食事は健康な体を維持するためだけではなく、人と同じように犬にとって食べること自体が楽しみの一つでもあります。
そのため、基本的にはドッグフードと水のみを与えるべきですが、たまの楽しみとして、ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えても構いません。
ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与える際は、犬が食べられる物なのかということはもちろんのこと、適切な与え方を守った上で与えるようにしてください。また、事前に獣医師と相談することを推奨します。