コーヒーやコーヒー牛乳の香りが好きな犬もいるようですが、コーヒーは犬には絶対に与えてはいけません。
コーヒーにはカフェインが含まれており、犬がカフェインを摂取することによって様々な健康被害が起こる恐れがあるためです。
コーヒーが含まれる食品・飲料も与えてはいけません。
今回は、犬に与えてはいけないコーヒーが含まれる食品・飲料や、犬がコーヒーを摂取してしまった場合に出る症状、犬がコーヒーを飲んでしまった場合の対処法などについて解説いたします。
犬にコーヒーは絶対に与えないで！コーヒー牛乳やコーヒーゼリーも与えてはダメ！
冒頭でもお伝えしたとおり、犬にコーヒーは与えてはいけません。
コーヒーにはカフェインが含まれており、カフェイン中毒を引き起こす恐れがあるからです。
犬はカフェイン感受性が高く、最悪命に関わることもあるので、絶対にコーヒーは与えないようにしましょう。
また、コーヒーに限らず、カフェインが含まれている食べ物・飲み物は絶対に与えないでください。
コーヒー豆を食べてしまうこともあるから、注意が必要よ！
下記のような、コーヒーが含まれる食品や飲料もNGなので、確認しておきましょう。
犬に与えてはいけないコーヒー食品・飲料1：コーヒー牛乳
コーヒー牛乳も犬には与えてはいけません。
コーヒー牛乳は牛乳が入っている分、コーヒーの量は少なくなりますが、カフェインが全く入っていないわけではありません。
そのため、犬に与えてしまうとやはり危険です。
また、犬は乳糖を分解しづらいために、牛乳でお腹を壊してしまう恐れもあります。
牛乳の匂いが好きな犬も多いので、愛犬が飲みたがるかもしれませんが、愛犬の健康を守るためにコーヒー牛乳は絶対に与えないようにしてください。
犬に与えてはいけないコーヒー食品・飲料2：カフェインレスコーヒー（デカフェ）
カフェインレスコーヒー（デカフェ）も、犬には与えないようにしましょう。
カフェインレスコーヒー（デカフェ）であっても、わずかにカフェインが残っている場合があるからです。
「カフェインレスコーヒー（デカフェ）だから大丈夫」ということはないため、決して与えないようにしましょう。
デカフェというのは、コーヒー豆からカフェインを取り除いたものだよ！
犬に与えてはいけないコーヒー食品・飲料3：コーヒーゼリー
コーヒーゼリーも犬には与えないでください。
コーヒーゼリーにもカフェインが含まれているからです。
飼い主さんが食べていると愛犬が興味を持ってほしがるかもしれませんが、コーヒーゼリーは与えずに、犬用のおやつを与えるようにしましょう。
犬がカフェインを摂取してしまった場合の症状
犬がカフェインを過剰に摂取すると、次のような症状が起こる恐れがあります。
最悪、命に関わることもあるため、繰り返しになりますが、コーヒーやコーヒーが含まれる食品や飲料は与えないようにしましょう。
人間の場合もカフェインを摂りすぎると危ないのよ
身体の小さい犬だったらなおさら危ないよね・・・
愛犬がコーヒーを摂取してしまった場合の対処法
万が一、愛犬がコーヒーを誤飲してしまった場合は、誤飲した量がほんの少しで、症状が出ていない場合も、念の為動物病院に相談しましょう。
コーヒーが含まれる食品・飲料を食べてしまった（飲んでしまった）場合も同様です。
また、何か症状が出ている場合は、すぐに動物病院に連れていきましょう。
応急処置をする場合は、動物病院に電話して獣医師の指示を仰いで下さい。無理に吐かせることは逆に危険なので、しないでくださいね。
また、獣医師へコーヒーを飲んでしまった時間、飲んだ量、出ている症状を正確に伝えるようにしましょう。
まずは落ち着くことが大事だよ！
動物病院の連絡先をメモして、壁に貼っておくのがおすすめよ！
いざという時のために、かかりつけの動物病院と深夜や休日でも行ける動物病院の連絡先をすぐに目につくところに控えておきましょう。
まとめ：犬にコーヒーは与えないで！万が一コーヒーを飲んでしまった場合はすぐに動物病院へ！
犬にコーヒーは絶対に与えてはいけません。
コーヒーにはカフェインが含まれており、犬はカフェイン感受性が高く、体の小さい犬がカフェインを摂取した場合、様々な健康被害が起こる恐れがあるためです。
下記のようなコーヒーが含まれる食品・飲料も犬には与えないようにしましょう。
・コーヒー牛乳
・カフェインレスコーヒー（デカフェ）
・コーヒーゼリー
コーヒー豆や粉を食べてしまうこともあるので、コーヒーの保管にも注意する必要があります。
万が一、愛犬がコーヒーを誤飲してしまった場合は、すぐに動物病院に相談しましょう。
愛犬の健康を守れるのは飼い主さんだけです。愛犬がコーヒーを欲しがっても愛犬の健康のために、決して与えないようにしてくださいね。
ただ、食事は健康な体を維持するためだけではなく、人と同じように犬にとって食べること自体が楽しみの一つでもあります。
そのため、基本的にはドッグフードと水のみを与えるべきですが、たまの楽しみとして、ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与えても構いません。
ドッグフード以外の食べ物・飲み物を与える際は、犬が食べられる物なのかということはもちろんのこと、適切な与え方を守った上で与えるようにしてください。また、事前に獣医師と相談することを推奨します。
